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  就職において最低限必要とされる必須条件はコミュニケーション能力です。
 
  会社というものは、皆さんも知っているように様々な年代、様々な価値観をもった人々が集まって出来ています。 そういった人たちとお互いに理解し合いながら仕事というものは出来上がっていくのです。 自分一人で出来ることなどたかが知れています。 皆の力を集めることで大きな仕事が出来るようになるのです。その時必要なのが、「コミュニケーション能力」です。
 
  また、ビジネスで対応する顧客や取引先も様々な世代の人がいて、様々なニーズをもっています。その人たちと円滑にコミュニケーションをとりながら相手のニーズを掴みビジネスに結び付けなければなりません。話が合わないからとか、一度断られたからとかいうだけで諦めていては何も始まりません。
 
  このように、ビジネス社会ではあらゆるシーンで必要とされるのが「コミュニケーション能力」なのです。
 
  だから、どこの会社の就職試験でも一番に問われるのがコミュニケーション能力があるかどうかなのです。
  コミュニケーション能があれば大抵のことはうまくやれますが、もしあなたがその上に「創造性」に溢れていたら受けた会社全てで内定すること間違いなしです。
「創造性」つまり「誰も考えなかったような新しいモノやサービスを生み出す力」を持っていれば“鬼に金棒”だということです。
 
  Windowsを生み出したビル・ゲイツや、ipodを考案したスティーブ・ジョブズのように、「創造性」を持った人は皆から注目を浴び賞賛され、おまけに大変な資産家になることも夢ではありません。
 
  大変な発明や発見でなくても、今までやってきたことを全く新しいやり方に変えることが出来れば、それはすごいことだと言われて皆に感謝され、社会の中で大きな役割を果たしたことになります。
 
  難しいことですが、常に頭を働かせて「もっと良くするためにはどうしたら良いだろう」と考える癖をつけておけば、新しい“ヒラメキ”がやってくるかもしれません。
 
(『赤池博の就職道場』より抜粋)
 
 
 
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